サラリーマンにありがちなストレスに伴う症状や自律神経の乱れに鍼灸が適している理由
ストレス性の症状は病院では治せない?
仕事や人間関係などのストレスを溜め込んでいると、疲れを感じたり気分が落ち込んだりするだけでなく、体に異常が生じることも少なくありません。
お腹が痛くなる、消化不良を起こして下痢をする、胃腸の働きが悪くなって便秘がちになるといった症状や、頭痛や吐き気、めまい、肩こりといった症状がでることがあります。
女性の場合は生理不順や無月経などに悩まされる方もいます。
こうした症状が胃潰瘍やポリープにまで進展して病気と診断できる場合には、病院やクリニックで対処できます。
ですが、胃腸や頭の検査をしても異常がみられず、ストレスのせいと診断された結果、できるだけリラックスした生活を送るようアドバイスをもらうことくらいしかできません。
ご自身で生活習慣を見直したり、スケジュールを調節したり、リラックスタイムを設けたりしながら、経過観察をするしかないのです。
自律神経の乱れに伴う症状の場合
サラリーマンにありがちな仕事や人間関係のストレスにより、自律神経が乱れることもあります。
ストレス性の症状と同様、自律神経が乱れることにより、心身に様々な不調が現れます。
胃痛や吐き気、めまいや便秘、ほてりや動機、頭痛、精神的なイライラや不安感、やる気の低下や不眠など、その症状は様々です。
症状に合わせて体の状態を調べても、病院での検査では重篤な病気が発見されない場合には、自律神経失調症による症状と判断されるかもしれません。
頭痛が辛いなら一時的に痛みを抑える鎮痛剤を、眠れないなら睡眠導入剤をといった対症療法はできても、自律神経の乱れ自体への治療法は今のところありません。
やはり、生活習慣の見直しやストレスのない生活を実践して、患者さんが自らの体を改善していくしかないのです。
鍼灸でサポート
これに対して鍼灸は体の力を高め、機能をスムーズにするのを助ける方法です。
自然治癒力やストレス耐性が高まるため、自律神経の乱れを自然に改善する効果が期待でき、病院での治療が難しいケースや健康維持や改善にもおすすめです。