辛い肩こりの原因とは
現代人の悩みのトップ
様々な体調不良のうち、何が最も辛いかというアンケートを取ったところ、肩こりが女性の中で1位に、男性の中でも2位にランクインという結果が出ました。
これは、現代社会には肩が凝る要因が溢れかえっていることと無関係ではないでしょう。
そもそも人間の体の中で最も重いのは、脳が詰まった頭です。
その頭を支えるのは細い首であり、その細い首を支えているのが肩であることを考えると、生活スタイルなどに関係なく、肩こりというのは起こって当然とも思えてきます。
重い頭を常に支えている首が凝り、さらにはその首のコリが伝わって肩が凝ると考えると、二足歩行をするようになった時点で、人類は肩が凝る要素を備えた体になってしまったと言えます。
どうして肩が凝ってしまうのか
体の構造上、肩が凝らないほうがおかしいと言えるものの、中には肩こりとは無縁という人もいます。
そうなると、肩が凝って辛いという人には何らかの原因があるはずで、それを突き止めたいという気持ちになるでしょう。
なぜ肩が凝るのかさえ分かれば、そのための対処方法も見つけられるからです。
構造上の問題から対策が採れないことの一つに、日本人の体型が挙げられます。
欧米には肩こりという言葉がないのは有名です。
日本人は欧米人に比べて、首から肩の骨格や筋肉が華奢にできているのに頭は大きいという特徴があり、欧米人よりも肩が凝りやすいのです。
改善策はあるのか
日本人の多くが悩まされている肩のコリを引き起こしている4大要因は、多くの人に共通している要素です。
長時間同じ姿勢でいること、パソコンやスマートフォンを多用することで起こる眼精疲労、さらには時間に追われる毎日での運動不足、そして様々なストレスです。
おそらく、コリの辛さに悩んでいる人はいずれかに、あるいは全てに当てはまるのではないでしょうか。
そのため、これらの原因のうち、一つでも減らせたら、少しは楽になると考えられます。