40~50代の腰痛の原因と対処方法
腰の痛みの原因
40~50代の人で腰痛を持病として抱えている人は少なくありません。
この年齢に達すると腰をかがめるのが怖いという方も多くなって来るでしょう。
腰痛の原因はいくつかあります。
一つは腰回りを支える筋力が年齢とともに低下して来ることです。
また、代謝が落ちるため若い頃と比較して体重が増えて来るのも腰に負担がかかる要因です。
さらに姿勢の問題もあります。
長年癖として染みついた姿勢が知らず知らずのうちに腰に悪影響を与えているのです。
また、秋から冬にかけて気温が下がって来ると腰回りの筋肉がこわばりやすくなり、何かのきっかけでぎっくり腰を起こしてしまいます。
腰回りの筋肉のこわばりとそれに伴う炎症が腰痛の正体で、40~50代の腰痛は生活習慣病の一つとして考えても良いでしょう。
生活習慣の改善が有効
腰痛の改善には生活習慣の徹底的な見直しが必要となります。
まず、腰回りの筋力を強化することが大切です。炎症が引いたタイミングでいわゆる腰痛体操などを行って、筋肉のこわばりをほぐしたうえで筋力を付けるようにしましょう。
次に体重を減らすことです。
専門家の指導の下、無理のないダイエットを行って体を軽くしましょう。
代謝を上げるため筋力トレーニングを行って、体脂肪率を下げることもポイントです。
また、日頃から姿勢を気にするようにして、椅子に座ったときの姿勢が崩れないように注意しましょう。
物を拾うときは膝を曲げて拾うようにし、腰をかがめないようにすることも大切です。
そのうえで腰回りを冷やさないようにし、ちょっと調子が悪いと思ったらコルセットを装着してください。
鍼灸の活用がおすすめ
筋肉のこわばりを解く方法として鍼灸を利用するのもおすすめです。
鍼灸は中国由来の歴史のある治療法で、専門家の鍼灸の技術では痛みを軽減し、炎症を鎮めることが可能と言われています。
ツボへの刺激が体に良い効果をもたらすため、腰の痛みが気になる人は定期的に鍼灸の治療を受けることもおすすめです。