肩こりに悩まされているなら鍼灸院で改善できるかも
日本人の悩みの一番は肩こり
現代社会では、体の不調で訴える人が最も多かったのが肩こりだということが分かりました。
現代社会では常に仕事でパソコンを使い、肩や首はもちろんのこと、その周辺の筋肉までも疲労が蓄積し、乳酸という疲労物質が溜まります。
こうなると、血流が悪くなり、筋肉がこわばってしまうことから、肩だけでなく肩甲骨付近や首の付け根などにまで痛みが広がっていってしまうというわけです。
スマートフォンの普及により、常に首がまっすぐになった状態に固定されるため、首はもちろん、こちらも肩に大きな負担をかけてしまっています。
さらに、情報の8割近くを視覚から得ている現代人は、物を見ることで目の筋肉を酷使しているため、眼精疲労から肩こりを誘発することも分かっています。
詰まるところ、肩こりにならない人の方が珍しいと言えるでしょう。
鍼灸院にいったら改善できるのか
あまりに酷いと頭痛がすることや吐き気を催すこともあるくらいですので、たかが肩こりと言っていられません。
原因は肩関節の周囲が炎症を起こすことで、正式な病名は肩関節周囲炎です。
そのため、いかにして肩関節の周囲で起こっている炎症を軽減させるかが、楽になるかどうかの分かれ道と言えます。
痛み止めを飲んでも、一時的に痛みを感じなくさせるだけで、原因が取り除かれるわけではありません。
その点、鍼灸院では、鍼やお灸で改善を試みてくれます。
鍼の仕組み
鍼は、凝っているところに打つことによって異物が入ってきたと感じた免疫細胞が集まってきて、炎症を起こします。
炎症を起こしてはダメではないと思いますが、この炎症が起こることによって、体は傷んだ細胞を修復しようとして血流を促します。
血流が良くなることで筋肉がほぐれ、肩及び周辺が楽になるという仕組みです。
お灸の仕組み
お灸はというと、体に熱による刺激を与えることによって、細胞が活性化され、さらに血流が良くなります。
どちらも血流を改善し、がちがちに固まった肩の筋肉をほぐすことができるため、改善が期待できるというわけです。
何をやっても効果がなかったという人は、一度鍼灸にチャレンジしてみるといいかもしれません。