自宅で始めるストレッチでの肩こり解消
肩こりは自宅でも解消できる
首の後ろや背中のあたりに痛みを感じる場合、肩こりが起こっている可能性があります。
そのままにしておくと慢性的な痛みへと進行する恐れもありますので、早めに解消するようにしましょう。
解消法としてはマッサージサロンを訪れるというのがよく知られていますが、確かに効果的ではあるものの、忙しく時間が取れない方もいるかも知れません。
代わりにおすすめなのが、ストレッチによって解消する方法です。
これなら自宅でも短時間で行えるので、気軽に始めてみましょう。
肩の筋肉をほぐす
筋肉は同じ姿勢ばかり長く続けていると、その状態に固まり肩こりを引き起こします。
肩甲骨周辺にある筋肉をストレッチによってほぐすのが効果的です。
初めに床や椅子などに座り、背中をしっかりと伸ばします。
これは肩甲骨の筋肉を正しい位置へ戻す働きがあるので、意識して背筋を伸ばすようにしてください。
次に肘を頭の後ろのほうへ持ち上げます。
できるだけ深く持っていくのがポイントです。
このときの動きは急にする必要はなく、深呼吸しながらゆっくりとした動きを心がけます。
限界まで持っていったなら、息を吐きながら肘を元の位置へ戻します。
この一連の動きを、片方の腕について5回、合わせて10回程度を一度に行うと良いでしょう。
肩甲骨のあたりが軽く温まり、動かしやすいと感じたなら成功です。
体の側面をほぐす
わきの下もまた、肩甲骨の動きに影響しています。
ここの動きが悪くなると肩全体が固くなるので、ストレッチによってほぐしておきます。
先ほどと同じように、まずは座った姿勢から両手を上へ伸ばします。
その状態でわきの下のあたりが伸びるように、体を左右に揺らします。
あくまでもわきの下を意識することが重要ですので、体全体を動かす必要はありません。
さらに前後斜めにも動かし、バランス良くわきの下を伸ばすようにします。
普段からの姿勢も大事
肩こりは姿勢が悪いと起きやすいものです。
パソコン作業などで画面に向かっているときは、つい猫背になってしまう人も多いので気を付けるようにしましょう。