腰痛の原因は複数の要因が積み重なることも
体の冷えや負担が一番の原因
腰痛の原因は様々あり、多くの方のケースで原因は1つではなく、複数の要素が重なって痛みを発症したり、慢性化させていることが少なくありません。
一番の原因は体の冷えで、体質や不規則な生活や栄養バランスの悪い食事、運動不足などから血流が悪くなり、筋肉が固まりやすくなって生じるものです。
また、姿勢が悪かったり、腰や下半身、背中などに負担をかけるような作業姿勢や作業が影響を与えることも少なくありません。
デスクワークや立ち仕事によるもの
血行不良の原因や腰に負担を与える作業の代表例として、デスクワークや立ち仕事があります。
長時間にわたって座ったまま、立ったままでは血行が悪くなり、腰にも負担がかかるためです。
女性など手足が冷える方、腰回りが冷たくなっている方は要注意です。
仕事中はストレッチをしたり、店内やオフィス内を軽く歩き回るなどして血行を促すとともに、仕事後はお風呂に入って温まるようにしましょう。
介護や肉体労働によるもの
介護職をはじめ、建設現場での作業や運送作業、農作業などの肉体労働に従事されている方にも腰痛になる方が多くなっています。
コルセットをして作業をする方や、資材や荷物の持ち方や持ち姿勢を工夫して腰痛予防をされている方もいますが、毎日の作業の継続で少しずつ負担がかかっていきます。
週に一度など鍼灸治療でケアを受けることで、悪化防止や予防、改善に繋がることでしょう。
育児や家事によるもの
子育てや家事も腰に負担をかけやすい作業です。
重い子供を抱っこし続ける、台所で長時間立って仕事をする、掃除機をかけたり、洗濯をするために前かがみの姿勢や上を向いた無理な姿勢を取るなど、日々の作業が少しずつ腰に負担をかけ、血流を滞らせています。
ストレッチをしたり、体を冷やさないように心がけるほか、鍼灸治療などもおすすめです。
近年はキッズスペースがある鍼灸院なども増えているので、気軽に利用してみましょう。