自律神経や血流を整えて耳鳴りの不調を改善しよう
実は血流の悪さが耳鳴りの原因のことも
耳鳴りの響き方や症状は様々ですが、その原因として血の巡りが悪くなっていることが関係しているケースも見られます。
一酸化窒素を十分に内耳まで送ることができなければ、内耳がむくんでしまいます。
内耳のむくみが耳鳴りを起こしていることも意外と多いのです。
一酸化窒素が正常に内耳に届くためには、血流促進を図る必要があります。
内耳にはとても細かい毛細血管が集結しており、免疫が落ちたりストレスが溜まったりすることでも血流が悪くなってしまうことが分かっています。
自律神経の乱れから耳鳴りが
人間は、自律神経が乱れることで様々な不調が生じます。
自律神経の乱れが原因で起こる耳鳴りも多いと言えるでしょう。
自律神経は、ストレスや不眠によりバランスが崩れがちです。
交感神経と副交感神経のバランスがおかしくなってしまうことで耳に異常が生じた場合に、耳鳴りという症状が出ることがあります。
自律神経を整えるためには、ストレスを上手に発散することや不眠の改善、免疫強化などが必要です。
また更年期にも自律神経が乱れることがあります。
これは女性ホルモンの分泌が減少することが関係しています。
鍼治療で耳鳴りの原因を取り除こう
このように、耳鳴りは血の巡りの悪さや免疫力の低下、自律神経の乱れなどが原因のケースが多いことが分かりました。
早寝早起きで生活のリズムを整えることがまず基本ですが、これらの原因を取り除くためには鍼治療も注目されています。
鍼を打つことで体温が上がり、血流促進を図れます。
その結果免疫力も高まり、自律神経を整える効果も得ることができるでしょう。
耳鳴りの対処法として、薬が処方されることもありますが、薬に依存してしまうのもよくありません。
鍼治療で本来人間に備わっている自然治癒力を取り戻し、普段から血の巡りの良い体質になることができれば安心です。
更年期の耳鳴りにも鍼の施術はおすすめなので、耳鳴りに悩んでいる人は一度鍼治療を受けてみてはどうでしょうか。