30~40代の人に起こる腰痛の原因で多いのは?
30~40代は腰痛が起こりやすい世代
30~40代に慢性的な腰痛に悩む人は増えてきています。
そもそもヒトは二本足歩行をするために背骨に負担がかかりやすく、通常の生活をしているだけでも腰痛持ちになりやすいのです。
中でもアクティブに活動する30~40代は、ほかの世代よりも腰痛になりやすい世代といえるのです。
ちなみに腰痛の原因は多岐にわたります。
腰の筋肉や骨に原因がある場合、内臓や神経の病気から痛みが生じている場合があります。
病気やけがが原因で腰の神経を刺激して起こる腰痛は、すみやかに病院で専門治療を受けて腰痛の原因を解決させなければなりません。
30~40代はどちらかというと、病気やけがには関係ない腰痛が多い世代です。
今回は、30~40代の腰痛の原因で最も多い「ストレス」「運動不足」「肥満」について説明します。
腰痛の原因:ストレス
40代以下の腰痛では、精神的なストレスによる腰痛がとても多くなっています。
腰痛は、腰の神経に異常があって起こる病気と思われがちですが、ほとんどは神経そのものに異常はなく、腰の筋肉のコリや疲労が原因で起こっています。
また腰の筋肉疲労は、肉体労働の後や腰に大きな負担をかけた時に起こるだけでなく、精神的なストレスでも起こりやすいことが分かっています。
ストレスによって血行が悪くなり、腰の筋肉がこわばるため、神経が圧迫されて腰痛が起こりやすくなるのです。
ストレスは完全に避けることはできませんが、自分なりのストレス解消法を見つけ、ストレスがたまらないように心がけることが腰痛の予防と改善に繋がります。
腰痛の原因:運動不足
現代人には、運動不足による腰痛も増えてきています。
運送不足によって腰や背中の筋力が低下し、姿勢が悪くなって腰に負担がかかりやすくなってしまうのです。
また体を動かさないために血行が滞ることも腰痛の原因に繋がります。
仕事がデスクワーク中心の人や運動をする習慣のない人は、意識して体を動かしたり運動する時間を取り入れ、運動不足による腰痛を防ぎましょう。
腰痛の原因:肥満
肥満体型の30~40代では、肥満が原因で腰痛になりやすい人もいます。
肥満体型が骨盤に負担がかけ、腰痛を引き起こす場合もあるのです。
肥満は健康のためにも良くありません。
体重が標準よりもオーバーしている人は体重を適正に保つよう心がけましょう。