腰痛になったら、早めに病院へ
ぎっくり腰になってしまったら
腰痛には大きく分けると、急性と慢性のものがあります。
急性の腰痛とは主にぎっくり腰のことが多く、何かの拍子に腰に激痛が走って起こる場合や、疲労が蓄積されて起こるケースといろいろです。
しかし、なってしまうと歩くことはもとより、立つこともままならず、痛みのためにくしゃみや寝返りすらも辛い状態になります。
ぎっくり腰の場合はまず冷やすことが鉄則ですが、辛くても早めに病院を受診することが大切です。
初期の腰痛への対応策
急性及び慢性の場合にも、受診するとまずレントゲン撮影が行われ、腰椎や背骨に異常がないかを調べます。
日常生活で重いものを持つ機会の多い人や、ぎっくり腰で痛みのある人には、病院で各人に合ったコルセットを作ることや腰のサイズに合わせたコルセットが出されます。
ドラッグストアにも沢山の種類がありますが、どれも結構なお値段がしますので、まずは病院に行く方が良いでしょう。
慢性的な痛みに悩む現代人
腰痛は今や国民病とも呼ばれ、慢性的な痛みに悩んでいる人が非常に多くいます。
デスクワーク中心のサラリーマンやOL、高いヒールを履いて長時間立ちっぱなしで接客するサービス業に従事する人など、低年齢化も目立ってきているのが現状です。
さらに職業病と言っても過言ではない介護現場で働く人たちにとって、大変深刻な悩みとなっています。
忙しいため病院に行くことができず、我慢して悪化させてしまい慢性化するケースも珍しくありません。
病院で処方された湿布薬や痛み止めで、なんとかしのいでいるという人が実は非常に多いのです。
日常生活で気を付けることは?
慢性的に続く痛みから解放されたいと誰もが望むところですが、腰痛は動きすぎても動かなさすぎてもいけないのが難しい点です。
大腰筋を鍛えることが改善に繋がりますので、スクワットなどを無理せず取り入れ、冷えを防ぎ、疲労を取るために、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも良いでしょう。
まずは日々の生活の中で、腰に負担をかけないことが一番重要なことと言えます。