どこから来るのか分からない腰の痛みには
腰痛の原因は思わぬところからも
日常生活で腰が痛い、肩がこるといった場合は、ほとんどが血行不良によるものです。
動かしすぎても傷めてしまいますが、1日中同じ姿勢で動かさなすぎても筋肉が固まり、酷いコリや痛みを発生させます。
血液は細胞が必要な栄養や酸素を運ぶ役割を持っていますし、不必要なものを取り込んで浄化する役割も持っています。
ほかにもリンパ管があり、細胞が出す老廃物を運んで浄化するサイクルを維持しています。
この両方がきちんと機能しないと、局部的に痛みが出たり、コリや慢性疲労が起こったりしやすくなるわけです。
しかもリンパ管には血管のように自然に押し出す機能はなく、内容物を送り出すには筋肉の動きが必要です。
つまり、筋肉が動かないと不要物が溜まったままになり、疲労や痛みが発生する原因になります。
腰は痛くなる前に自分で適度にストレッチして、常に血流とリンパがスムーズに流れるよう気を付ける必要があるでしょう。
実はストレスが原因かも
腰の痛みに関しては、実は脳のストレスが原因になっている場合もあることが分かって来ました。
明確に原因が特定しきれない腰痛の場合、腰自体の不具合ではなく、心理的ストレスで起こっているケースがあると言います。
しかも、腰が痛くなるのではという不安や恐怖さえも心理的ストレスになるため、痛みがストレスを生み、ストレスが痛みを生むという悪循環が起こる場合もあります。
ストレスは自律神経を乱して血行不良などを起こしますし、心理ストレスを抱えているとぎっくり腰を起こしやすいとも言われていますので注意が必要です。
鍼灸院なら両方に対応可能
鍼灸院は、ツボを刺激することで血行を良くして腰の痛みを改善することもできますし、自律神経を整えて心理的ストレスを軽減することもできるので一石二鳥です。
痛みに対して不安がある人でも、鍼灸院でリラックスすれば大丈夫なのだと信じられれば、悪循環を断つ期待もあるでしょう。
予防面でもストレス対策は大切ですから、自分に合う鍼灸院を探しておくことは有効です。