様々な原因がある肩の痛み
肩の痛みに悩む人が急増
肩の痛みと一口に言っても、その症状は千差万別です。
パソコンやスマートフォンを長時間使用することにより、コリが悪化して症状が現れることもよくあります。
バレーボールや野球などのスポーツ選手の中にも痛みを抱える人が多く、練習や試合で酷使した後は、入念なケアを欠かしません。
激しい運動とは無縁の人が普段通りの生活を送る中で、ある日突然今までなかった違和感を感じるケースもあります。
これは年齢を重ねるとともに現れる現象で、一般的に四十肩・五十肩と呼ばれているものです。
まずは原因と症状を知ることが大切
症状に気付いたら、まずは原因を知ることが重要になります。
はっきりとした原因が分かれば、早期に適切な対処を行うことができるからです。
激しい痛みがある場合や腕が上がらないなどのつらい症状があれば、患部を温めて保温に努めましょう。
そして、症状が治まって来たら適度な運動を行うことも大変効果的です。
運動不足が症状の悪化に繋がっていることがありますので、最初は無理のない程度で運動を始めて継続することで改善が見込めます。
また冷えると症状が出やすいので、お風呂にゆっくり入って温めるのも良い方法です。
40歳を超えたら注意が必要
40代、50代になると運動する機会が減り、関節を動かすことも少なくなるため
炎症が起こりやすくなります。
中高年に起こりやすいトラブルで、正式には肩関節周囲炎と言いますが、運動やストレッチを行うことで改善されていきます。
関節が固くなると炎症を引き起こすきっかけとなりますので、できるだけ動かすことを意識すると良いでしょう。
運動不足が続くと関節が凝り固まってしまうため、より動かしにくくなるという悪循環に陥る可能性も考えられます。
歳をとるとあちこちガタが来るから仕方ないと諦めずに、空き時間に少し動かすだけでもかなり楽になることでしょう。
適度な運動を毎日行うことが有効であり、痛みの予防にもなると言えます。