冷えや自律神経の乱れを改善して生理痛を緩和しよう
女性ホルモンや自律神経の乱れ
毎月訪れる生理の時に、下腹部痛や頭痛などの不調を感じる人も多いものです。
生理日の1週間ほど前から心身共に辛い症状が続き、生理が始まるとお腹が痛くてたまらないという声も聞きます。
そもそも生理痛の原因はどのようなものなのでしょうか?
人によって症状に個人差はありますが、痛みが酷い人は女性ホルモンが乱れていることが関係しています。
自律神経も不安定になるために、痛みなどの不調が起きやすくなるでしょう。
多忙な毎日の中でストレスが溜まったり、寝不足が続いたりすることで、自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。
生理痛を改善する対策としてはまず、自律神経を安定させて女性ホルモンを正常化させることが大切と言えます。
冷えも原因?
1年を通して体が冷えやすい低体温の人も、生理の時の不調が酷いケースが多いです。
体温が低いと体の免疫力も低下してしまいます。
また冷えのせいで体内の血の流れが悪くなり、その結果女性ホルモンの乱れも生じやすくなるでしょう。
冷え性は厚着をしたからといって治るわけではありません。
もちろん、入浴や運動などにより血流を良くすることも大切ですが、何より冷えやすい体質を改善していく必要があります。
鍼灸に行ってみよう
生理痛の原因として、自律神経の乱れや冷え、血の巡りの悪さなどが関係していることが分かりました。
これらを改善することで女性ホルモンの分泌を正常化させていかなければなりません。
おすすめの対策として、鍼灸で施術を受けてみる方法があります。
鍼灸でのマッサージや鍼などの治療は、血流促進を図り体温を上げることが期待できます。
なかなか冷えが治らないという人も、こうした施術により体がぽかぽかしてくるのを実感できるかもしれません。
体温が上がれば、自然治癒力も高まってきます。
体が温まり血の巡りも良くなると、自律神経も安定してきます。
人が心身共に健やかであるために、自律神経はとても重要な存在なのです。
生理痛は酷くなると仕事などにも支障が出ます。
辛い不調に悩んでいる人は、一度鍼灸に行ってみてはどうでしょうか。
痛み止めなどの薬を飲んでも一時しのぎにしかなりません。
鍼灸の治療で、根本的に体質改善を目指していきましょう。