ぎっくり腰や腰の違和感に役立つ鍼灸治療
長時間のデスクワークや立ち仕事がじわじわと
デスクワークやパソコンワークをはじめ、長時間の立ち仕事も若い頃はそんなに負担に感じていなくても、40〜50代になると腰に違和感を覚えるようになります。
これは年齢を重ねて筋力の低下や血の巡りが悪くなってくるのに加え、若い頃から継続してきた体への負担が重なり、体が悲鳴を上げることも影響しています。
腰痛の予防のためには長時間同じ姿勢を続けないようにし、仕事の合間にストレッチをしたり、同じ場所で立ち続けるのではなく、軽くフロアを歩くなどして筋肉が凝り固まったり、血流が悪くなるのを防ぐのがおすすめです。
これに加えて定期的に鍼灸治療を受けることで、血流が促され辛い症状の改善や予防に役立つでしょう。
肉体労働や介護も影響
荷運びや引越し業、建設業などの肉体労働に従事されている方や、介護職や家族の介護を行ている方も、40〜50代になってくると若い頃は感じなかった腰痛を感じやすくなるのではないでしょうか。
長年の負担が積み重なることや加齢や長年の不規則な生活習慣などによって体の巡りが悪くなっていくのも原因です。
また、年齢とともにカルシウムやコラーゲンなども減少してきて、骨や筋肉ももろくなりはじめ、腰の負担が増大するのです。
コルセットなどを使って腰への負担を軽減するとともに、週に1度や月に2回ほどの鍼灸治療でメンテナンスをするといいかもしれません。
突然のぎっくり腰に
40〜50代なると突然ぎっくり腰になり、動けなくなるという方も見られます。
ぎっくり腰は立ち上がろうとした場合や重いものを持ち上げようとした瞬間などに急に腰に激痛が走って動けなくなるといった症状をもたらします。
しばらくは仕事も家事もできなくなり、寝たきりになってしまうほどの痛みです。
痛みを緩和して日常生活に戻れるよう対処するにも鍼灸治療が役立つことでしょう。
ぎっくり腰はクセになりやすく、再び起こることもあるので再発予防のためにも、定期的な鍼灸治療がおすすめです。