つらい肩こりは鍼治療を試してみよう
国民病ともなった肩こり
肩こりは今やパソコンやモニター画面、さらにはスマートフォンとにらめっこの現代社会では、まさに国民病と言っていいでしょう。
慢性痛となっている人も少なくなく、様々な対処方法があります。
マッサージにしても、電気を使わないアイデアグッズのようなものから、医療機器メーカーが作る本格的なマッサージチェアまであります。
しかしながら、一時的には楽になっても、またしばらくしたら凝ってくるという人がほとんどで、根本的な解決方法にはならないケースが大半です。
実際に鍼治療を受けた人の割合
あまりにも肩こりが酷いと、頭痛がしたり吐き気をもよおしたりといったことが起こってきます。
こうなると、肩を触ってみるともうガチガチに凝っているのがわかるでしょう。
ここまで凝ってからほぐすとなると、かなりたいへんです。
鍼灸院に行って鍼を打ってもらったらどうなるだろうという気になる人が増えるのが、まさにこの段階です。
ただ、実際に行った人は100を基準にすると3割にも満たず、7割の人が気になってはいるものの、行っていないというのが実情です。
その理由は、何となく鍼は怖いというイメージがあるからだと言われています。
最近の主流は円皮鍼
鍼というと、細くて長い鍼を特殊な容器に入れてトントンと肌に刺し込んでいくというイメージがありますが、最近の鍼灸院で肩こり改善のために主に用いられているのは、円皮鍼と呼ばれる丸い絆創膏の中心に細い鍼がくっついたものです。
この鍼の長さにいろいろなバリエーションがあることから、最大級に凝っている肩こりの人には最も長い鍼が、そこまで行っていないという人や鍼治療は初めてという人にはベーシックな中ぐらいの長さのものが選ばれます。
ツボを探し、そこに鍼灸師が貼っていくだけなのですが、ツボにぴったりはまると驚くほど楽になります。
この円皮鍼はインターネットでも販売していますので、鍼灸院で使われている銘柄をひそかに見ておき、自分で買って行う人もいるほど楽になると評判です。