働き盛りの世代のための鍼灸院
働き盛りで起こる不具合
30〜40代の世代は一番の働き盛りでもあります。
そのため、仕事に応じて体の不具合が生じやすくなる年代でもあるわけです。
その不具合を正常に整えてくれるものが鍼治療となります。
鍼でツボを刺激することで神経系や免疫系のバランスを整えてくれると言われています。
たとえば、デスクワークでパソコン作業の多い人に陥りがちなのが眼精疲労です。
眼精疲労に効果のあるツボとして、上晴明(目頭のやや上)や太陽(眉尻と目尻の間)を鍼で刺激すると良いと言われています。
また、眼精疲労に伴って肩や首などの肩こり・腰痛を誘発することもあります。
その場合、肩こりは肩井(首の付け根辺り)や翳風(耳の付け根後ろ)、腰痛は環跳(お尻の窪み辺り)のツボを刺激すると効果があると言われています。
女性特有の症状もある
また、30〜40代の女性になると生理痛や月経不順、さらには更年期障害の始まりもこの年代であり、これも鍼治療で症状を緩和できます。
それらは腰陽関(腰辺りの背骨)や関元(おへその下)のツボが効果的です。
このように、働き盛りだからこそ、鍼治療は大きなメリットがあります。
職場から通いやすい鍼灸院を探す
ただし、お灸と違って鍼はいくらツボがわかっているからといって、素人がそう簡単に扱えるものではありません。
そこで専門の知識を得ている鍼灸師がいる鍼灸院などを活用するのが一番です。
では、いったいどの程度の頻度で通うのが一番なのでしょうか。
基本的には、症状が出てきたときに通うケースが多いですが、症状が出てからでは辛い思いをしなくてはなりません。
そのため、定期的に通うのが良いと言われています。
症状やツボの位置などでも違ってきますが、大体1週間に1度を目安にするのが良いでしょう。
仕事で忙しいから難しいと思われる社会人も少なくありません。
しかし、鍼治療のみならば十数分と短時間で済むため、仕事の昼休みを活かして鍼灸院に通っている人も多いのです。
そのため、職場から通える鍼灸院を探してみると良いかもしれません。