お灸による耳鳴りのへの効果的方法
お灸ってなに
お灸は約3000年前に中国から伝わった民間療法です。
病院に通っても治らずに、迷いながらもお灸を始める人は結構多いのです。
お灸に行く方の中には耳の不調で通う方もいらっしゃいます。
耳鳴りは精神的なストレスによって起きることがあります。
どうやら脳の視床が過剰反応することで、脳の電気信号が聞こえてきてしまう現象のようですが、原因のはっきりしないものもあります。
そういった不調でもお灸での改善が期待できます。
お灸の効果
血行を良くし、造血作用を促進させ、免疫物質が分泌される効果によって、患部の治療をすると言われています。
温熱でツボの血行を良くし、自然治癒力を高めようとするものです。
血流を高め、止血作用や造血作用、強心作用や消炎作用を増幅させます。
火を使うお灸の温熱は4~6分続き、2日に1回、3日に1回、あるいは毎日続けることが大切です。
火を使わないカイロ型もあります。
シールをはがして貼るだけというお手軽なものです。
使用される「もぐさ」は、ヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製したものです。
もぐさを燃やしたときの香りはいろいろありますので、お好みの香りを選んでください。
ツボを押さえる
耳鳴りに効果のあるツボは、手の肘内側部分、手首、手の甲部分、こめかみ、耳たぶの裏部分、首の付け根部分です。
ですがこの部分を正しく見つけ出すことはなかなか難しいものです。
初めは鍼灸院に行って、耳鳴りに効くツボの正しい位置を確認してみましょう。
個人差はありますが、足のくるぶしと耳の内側は、耳鳴りに効果的なツボがあります。
どこが自分にとって効果的なのかを探してみてください。
一つの症状にツボは一つとは限りませんのでいろいろ試してみると良いでしょう。
体調や気温、湿度によって熱さや強さの感じ方が変わります。
入浴前後や食事直後、飲酒後や発熱時は効果が減少するので避けましょう。
また、お子さまもやめたほうがよいかと思われます。
正しいお灸で火傷したり痛かったりはありませんし、跡が残るというようなこともありませんので、心配せずにお灸を体験してみましょう。