喘息は激しい発作だけでなく、アレルギー性鼻炎や、副鼻腔炎、アトピー性皮膚炎なども合併症として出しやすく、症状を抱える方にとっては非常に辛い疾患であるにもかかわらず、ステロイドくらいしか治療法がない残念な現状です。吸入ステロイド、経口ステロイド、あるいは抗アレルギー薬で治療するくらいでしょうか。現代医学ではその程度になってしまいますが、当院の東洋医学(鍼灸)は、非常に高い即効性を誇りながら喘息発作だけでなく同時に合併症の症状軽減、発作の再発防止から根治治療までかなりの実績を持っています。
現代医学に慣れ親しんだ皆様にとっては東洋医学(鍼灸)というと民間療法に近い感覚で捉えられる方もいらっしゃるかもしれませんが、効果があるからこそ古い歴史を誇りながら現代にまで受け継がれてきました。どうか狭い見識に囚われず本当に効果のある治療法を取りいれてみてください。
すでにアメリカやヨーロッパでは日本以上に鍼灸を医療現場で活用させています。WHO(世界保健機構)は43疾患もの鍼灸治療が有効とされる疾患名を発表しました。日本は鍼灸における偏見や無理解があるためかなり諸外国に比べて後れを取っています。
確かに技術の差が大きい鍼灸は治療手段として広く受け入れられるには時間がかかるかもしれません。しかし当院のように深く鍼灸の理念を理解し、適切な治療を行えたなら多くの症状や疾患の改善に役立ちます。もちろん喘息も例外ではないのです。ただ、現代医学と認識が違うことも多いため、まず東洋医学の理念から軽く説明をすると人間の体内に「心(しん)・肺(はい)・肝(かん)・脾(ひ)・腎(じん)」という5つの臓器が存在し、それに加えて「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という組織も存在しているとしています。それぞれの臓器や組織がそれぞれの役目を果たしながらお互いに関連・影響し合って存在しているのが人の体であり、それらすべてのバランスを取る必要性があるとしています。したがって喘息治療においてもその必要性があるとしています。
気は現代医学にその認識がありませんからその時点で東洋医学(鍼灸)に対して嫌悪感を示す人もいるのですが、生命エネルギーと捉えて頂ければ良いですし、血は血液とホルモンも含めて血としています。そして水は人間の体は水で出来ているということは周知の事実かと思いますがリンパ液なども含めて考えているため、免疫系を広く司る組織となります。また5つの臓器の捉え方も若干現代医学と異なります。当然ながら喘息で重要視するべきは肺ですが現代医学と違う認識も含まれます。肺は呼吸の役目ももちろん担っているのですが、体に水分を運ぶ臓器が肺であるとしています。
人間の体の多くは水で出来ていますから肺の働きが弱まると水の調整が上手くいかず、免疫機能に不具合を出します。それは喘息につながる不具合である場合も多いですし、アトピーや鼻炎などの合併症も引き起こします。そして脾(ひ)ですがこれも現代医学の脾臓とは働きが異なり、受け取った食べ物を適切な形(気や血)に変えて全身に送り込む消化機能全体を司るのが脾であるとしています。つまり機能低下が起こると気や血が作れなくなり、体全てがスムーズに働けなくなります。最後に腎ですがこれも現代医学の尿を作る泌尿器の働きだけでなく、ホルモンや免疫系を広く司り、肝との協調の元働いている臓器としています。したがって働きが鈍ると免疫系の多くの機能も正常に働けない状態となりますから体にとって多くの障害を起こします。喘息を肺や気管支だけの問題と捉えず全体的な治療を行うことで、症状の改善はもちろんのこと併発しやすい症状の改善も可能にしています。
現代医学で喘息はステロイドぐらいしか対処法がなくなりますが、すべての臓器や組織を整える当院のような鍼灸治療を取りいれて頂ければ、症状改善はそれほど難しくありません。ただ、同じようなハリ治療をしていても、技術に差が大きいため広く一般に広まらない難点がありますが、医療としては非常に優れたものです。更に現代医学にない認識が含まれており、1つ1つの臓器や組織をバラバラに診る医療に皆様が慣れ親しんでいますから、それぞれの臓器や組織の関連性を言われてもピンと来ない部分があるかもしれません。しかし、人間の体は機械のように無機質に存在しているのではありません。当院のように深く鍼灸の理念を理解し、適切な治療を行えたなら多くの症状や疾患の改善に役立ちます。
当院は原因から治療を行う数少ない治療院です。どうか、狭い見識に囚われずあなたの体内に眠る可能性を信じて治療に来てみてください。ハリ治療に伴う痛みは全く無く、それどころかむしろ心地よくて眠ってしまう人も多いのです。もう少し視野を広げて頂けたならもっと多くの可能性を引き出せます。症状をただ単に抑え込む方法ではなく、辛い発作を引き起こす根本の治療に目を向けてください。当院が必ず結果を出すお手伝いをします。
2カ月ほど前に夏風邪を引き、それ以来喘息のような発作が起こるようになりました。気管支拡張剤を不安なときはすぐに使用するようにしていますが、手の震えが度々出て仕事にも支障をきたすようになりました。
インターネットで調べると副作用でそのような症状がでることがある、と。知人に相談すると、まえだ鍼灸院を紹介されました。鍼治療には抵抗があったのですが、鍼を刺される数も少なく、治療後には体がポカポカし呼吸がしやすくなっていました。月に3回ほど通い、今はお守り変わりに薬を持ち歩いてるものの使うことがなくなってきました。
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