副鼻腔炎は急性のものなら通常長くても2週間以内には自然治癒するものも多いのですが、数か月以上に渡るとちくのう症と言われ抗生剤を使い長期間に及ぶ治療を行うか、酷い時には手術を勧められる場合もあります。そのような現実を見ると、当院でも数ある治療実績の中でも副鼻腔炎においてかなりの即効性があるので、もっと広く鍼灸治療の情報を発信していかなければならないと痛感します。東洋医学(鍼灸)での治療というと、効果が非常にゆっくりとしか出ないイメージをお持ちの方も多いようですが、当院で治療を受けて頂いたなら高い即効性においてきっと驚かれることと思います。
ハリ治療での痛みや不快感も全く無く、むしろ辛い鼻の症状や頭痛などはその場でかなり軽減されます。そしてその後も数回治療を継続させられたなら症状の軽減だけでなく根本治療につながります。
鍼灸が血流の改善をする、免疫力を上げる働きがあることは少しずつ一般の皆様にも以前よりは浸透してきた感じがありますが、当院の鍼灸はただ単に血行を良くすることや免疫を上げるにとどまりません。確かにそれは有効なのですが、それは非常に奥深い鍼灸の効果のごく一部です。東洋医学(鍼灸)では体内に心(しん)・肺(はい)・脾(ひ)・肝(かん)・腎(じん)という5つの臓器と、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という3つの組織が存在しているとしています。
これらすべてがそれぞれの役目をキチンと果たしながらお互いに連携し合って働いてこそ健康な状態としています。働きが過剰であっても、もちろん不足しても、滞ってもいけません。特に副鼻腔炎の症状を作り出してしまうのは気と水の乱れにあります。
気なんて言うと現代医学にその認識がありませんから、その時点で東洋医学(鍼灸)に対して嫌悪感を抱く方もいらっしゃるのですが、生命エネルギーそのものを「気」と捉えて頂ければ良いですし、水は人間の体が水で出来ている認識をお持ちの方も多いので捉えやすいかもしれませんが、東洋医学(鍼灸)での水は免疫系を広く司る大事な組織として位置付けられています。
この2つの組織が乱れることにより体内の余分な水を押し出す力が弱くなり、よどみが生じ痰湿(たんしつ)という水の異常物質を形成してしまい、副鼻腔内で悪影響を与え炎症を引き起こします。この気と水の乱れは脾と肺を整える必要性がありますが、この肺や脾も現代医学の肺や脾臓と認識が東洋医学の場合は異なります。肺はもちろん呼吸のための役目も持つのですが、東洋医学(鍼灸)では更に広い意味を持ち、水を体内に散布する役割や皮膚の調節作用、およびウィルス・細菌などから体を守る防御作用のシステムなども担っています。つまり、水分代謝や汗腺機能の調整から免疫機能そのものを司っている大事な臓器として認識されているのです。
その肺の外界の出入り口は鼻であり正常でなくなると気と水が乱れ鼻水などの異常分泌へとつながり、慢性化することによって副鼻腔炎になります。
脾は受け取った食べ物を適切な形に変えて、体内の様々な組織に送り込む消化機能全般を司る役目を担いますから、脾の働きが弱いと体全体がエネルギー不足で、気も血もスムーズに働けない状態になります。
肺も脾も上手く働けない状態を「脾肺気虚(ひはいききょ)」といいますが、この体質を改善させることが副鼻腔炎の根治治療へとつながるのです。
現代医学に認識のないことばかり表現されますから、入り辛い部分もあるかと思いますが、効果があるからこそ鍼灸は古い歴史を誇りながら現代にまで受け継がれてきました。狭い見識に囚われて本当に効果のある治療を取りいれないのは勿体ないことです。
あなたが想像するよりずっと早く当院の鍼灸なら効果を感じられます。ぜひ一度ご来店ください。体の機能を正常化させれば、もう辛い症状に悩まなくて良いのです。当院の鍼灸ならきっとお役に立てます。
成人したくらいから常に頭が重く、ぼんやりしていました。鼻はいつもつまっていてにおいを感じにくいけど、鼻をかんでも鼻水は出ませんでした。少し前から目の周りが痛くなりだし、痛み止めを服用しても効果がありませんでした。このままでは仕事に影響が出るので、HPで調べてこちらに来院しました。
初回で頭のぼんやりした感じがスッキリし、続けて3回治療してもらうとウソのように鼻どおりが良くなりました。2ヶ月たった今では、においも感じることができ食事がおいしくなりました。
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