肋間神経痛は狭心症などの大きな病気の可能性がないのであれば、医療機関においても鎮痛剤、湿布、神経ブロック注射、または明らかに外傷があればコルセットでの固定などの治療法が取られます。
肋骨(ろっこつ)に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状ですが、帯状疱疹(たいじょうほうしん)の後に発症するものや明らかな外傷によるものなど原因が特定できるものは少なく、上記のような方法を取るか、もしくは痛みが短時間で治まる人も多いので、我慢してやり過ごす場合も多く見られるようです。
しかしながら東洋医学(鍼灸)では肋間神経痛において多くの原因が示されており、それに伴った治療法が数多く存在しています。
神経痛に鍼灸治療というのは、皆様にも少しずつ認識された事実かもしれませんが、当院での治療ならば一般的な神経痛の治療に留まらず、かなりの即効性があること、治療に伴う痛みが全くないことなどが特長として挙げられます。
即効性の面においては、もし痛みが出ている状態でご来店いただければ、その場でかなりの痛み軽減が可能です。肋間神経痛の方には症状として「肝気鬱血((かんきうっけつ)」「瘀血(おけつ)」「痰湿(たんしつ)」などが多く見られ、これらを改善させると神経痛の症状もかなり緩和させることが可能となりますし、その場しのぎではなく根本的な改善となりますから再発防止も可能となっております。
東洋医学(鍼灸)の世界では人間の体内には心・肺・腎・脾・肝という臓器が存在し、臓器以外にも気・血・水という組織が存在しているとしています。これらがお互いに連携し合い、影響し合う元、過不足なく働く状態を健康体としています。
一つ一つの臓器や組織をバラバラに診ていく現代医学に慣れてしまうと、不思議な感じがあるかもしれませんが、人の体は機械のように無機質なパーツで存在しているものではありません。また、肋間神経痛などの症状においては、特に現代医学では原因不明とされてしまいますから、無理して現代医学に当てはめるよりも東洋医学の方が理にかなったものとなりえます。
臓器の中でストレスの影響を最も受けるのが肝としているのですが、肝は体内の気や血の調整も行っている、とても大事な臓器となっています。
気は生命エネルギーそのものとお考え頂ければ良いですし、血はもちろん血液なのですがホルモンも含めて血としています。肝気鬱血とは、ストレスによって肝の機能が低下し、気と血が上手く働けず体に不具合を出している状態を指します。
ストレスというとストレスが溜まっている人ほど、自分にはストレスが無いと認識なさっている不思議な現象があるのですが、季節の変わり目の急激な温度変化や、本来動物であるはずの人間に長時間デスクワークをさせていることなど、現代人にとって当たり前の生活が体にとっては立派なストレスになっている場合もたくさんありますし、女性は毎月生理がありますから、生理に伴って体にストレスが掛かっている場合もあります。体が感じるストレスとご自身が自覚するストレスは一致しない場合もあるので、あなたの「肝」がストレスを受けていれば、それは肝気鬱血へと繋がってしまうことも多いのです。
次に瘀血は判りやすく言うと血がドロドロとして、体内をスムーズに流れない状態を指しますが、単なる血行不良と異なりホルモンも上手く働けず、体の大切な器官に対して栄養を供給できない状態を表しています。
最後に痰湿ですが、これは大まかな説明で言えば体内の水の巡りが悪いことを指すのですが、東洋医学(鍼灸)の世界では、水は免疫系を広く司る大事な組織ですので、水の巡りが悪いことは免疫システムが上手く作動できなくなり、体に様々な痛みや不具合を発症させてしまいます。
数値化された、細分化された現代医学が、症状において適切な場合もありますが、肋間神経痛のように特に原因も特定できず、治療法も適切なものが見つからない症状も、まだまだ数多く存在しているのもまた事実です。
であるならば、無理して現代医学に当てはめず、東洋医学の力を試してみてはいかがでしょうか。限りなく根治治療に近いので、あなたご自身がその治療効果に驚かれると思います。
車の助手席のシートを運転席から操作しようと体をねじった時、わき腹から肋骨にかけて激痛が走り、それ以降も呼吸や咳をするたびに痛みが出てくるようになりました。
寝返りも痛くて不眠にもなってしまいました。
痛みには鍼灸が効くと聞き、HPで調べたまえだ鍼灸院へ行くことにしました。
初回の治療直後は痛みが全くなくなり、違和感が残るだけになりました。その日の夜中に痛みが再発したので、翌日から続けて3回通い症状は完全に無くなりました。
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