胃腸炎は原因が判りやすい細菌性の急性胃腸炎やウイルス性の急性腸炎もありますし、内視鏡検査でハッキリと炎症が認められないタイプのものもあり、最近は違う診断名が下される場合もあります。4人に1人または8人に1人くらいは症状を抱えているのではないかとの統計もあるくらい、ある種ポピュラーな疾患ですが慢性的に繰り返す胃腸炎においてはこれと言って現代医学には適切な治療法がありません。であるならば、無理に現代医学に当てはめず、もう少し視野を広げて東洋医学(鍼灸)の力を使い、体質から変化させてみませんか?
胃腸炎は下痢を伴う場合でも安易に下痢止めを服用してしまっては逆に治りを遅くする場合もあります。
有害なものを体外へ排出させるシステムが体の防御機能として働いてくれている場合があるからです。
その場その場で何となく症状を誤魔化すかのごとく抑え込んでは同じことを繰り返す、そうではなく、根本からの治療というのに目を向けてみましょう。そのような方には当院の鍼灸治療は本当に役立てます。
胃腸炎になる方は「脾胃虚弱(ひいきょじゃく)」または「胃熱(いねつ)」である方が多くいらっしゃいます。どちらも耳慣れない言葉ですよね。まず東洋医学(鍼灸)の世界では体内に心・肺・腎・肝・脾の五臓が存在しているとしています。中でも「脾」が胃から受け入れた食べ物を適切な状態に変えて全身にエネルギーとして送る主立った役目を持っています。脾胃虚弱とは脾も胃も弱った状態ですので、食べ物を受け入れる胃の働きも弱く、全身にエネルギーを送る働きも弱いため現代医学の単なる胃腸虚弱程度の認識では無く、全体的なエネルギー不足の状態になっていることを指します。
したがって脾胃虚弱からの胃腸炎になっている人は疲れやすく元気が無い、やる気が出ないなどの症状も抱えますし、気持ちも満ち足りた状態にありませんからクヨクヨ考え込む、落ち込むなどの精神状態にもなっていってしまいます。
次に胃熱ですがこれは甘いものや脂っこいもの、辛いものなど熱を持ちやすいタイプの食品を摂り過ぎることで起こる症状です。消費しきれずに溜まってしまった過剰な熱は炎症を作り、それが胃腸炎へと発展するパターンですが、これにストレスが加わると更に拍車をかけます。
食欲減退が起こらずむしろ食欲旺盛な場合も見られますから、一見元気そうに見られることもありますが、胃熱を抱えた食欲は決して理想的なものではなく、体が熱を冷まそうと防御システムを作動させるため、冷たいものを過剰に欲しがる、いくら食べても心地いい満腹感を味わえないなどの症状を抱えます。
慢性化することにより胃腸炎に発展してしまいます。上記はほんの一例で胃腸炎になる原因、治療法も東洋医学では本当にたくさんあります。今のあなたの体の状態と、本来持っている体質を見極め、適切な治療が出来たなら胃腸炎の症状はあなた自身が驚くほど早く回復します。
体質だから仕方ない、ストレスだから治療法がない、どちらも間違いです。あなたは適切な治療法に出会っていないだけです。一度本当に体にとって必要な治療を受けてみませんか?もっと早く来ておけば良かった、当院でとても多く聞こえてくるお客様の声です。
昔から生ものを食べすぎたり、身体が疲れたりするとすぐに胃腸炎になります。その度に熱が出て、吐く・下痢・めまいが止まりません。その度に病院で点滴を打ちました。今回はその胃腸炎がひどくなったせいか、背中の痛みや胃の痛みが出てきて、たまらず知人に相談!
まえだ先生を紹介してもらい、ハリを受ける事に。お腹と背中を押してもらった際にするどい痛みを感じ、先生に胃腸の状態がかなり悪いと言われました。ハリをした後、もう一度押してもらっても痛みはなく、胃腸がスッキリしてる感じが分かるぐらいでした。現在3か月ほど通っていますがあれから胃腸炎にはなっていません。
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