胃潰瘍はバリウム検査や内視鏡検査で見つけられ、がん細胞が無いと診断されれば胃酸を押さえる薬が処方される、ピロリ菌が原因であると診断されると薬剤の服用で除菌させるなどの治療法が取られますが、再発するケースが7割とも言われるほど、現代医学の技術では根治治療が難しいものとされています。根治治療が難しい原因の一つにストレスが引き金となっている疾患であるためというのが挙げられるのですが、それ以外にもやはり体質から見直した治療法ではないからというのが大きいと思います。
要するに胃潰瘍になりやすい体質を改善すれば良いのに、それが出来ずに、出来てしまった胃潰瘍を何とかしようとする治療法ばかりが先行するから、治らない疾患かのように扱われているのです。
当院の東洋医学(鍼灸)は、出来てしまった胃潰瘍の治療をするのはもちろん当然だと考えますが、それだけにとどまらず胃潰瘍にならなくていい体質にまで変化させることを目的としています。
東洋医学は非常に効果がゆっくりと現れるため、治療期間が長期に渡るイメージがあるかもしれませんが、当院の鍼灸治療ならば皆様がイメージするよりも、ずっと早く効果を感じられると思います。
現代医学で薬の服用をしての治療でも治療期間は少なくとも数か月になります。また薬には必ず副作用が伴います。それではいずれご自身の体を傷めることになります。根本治療にならない、将来的に考えれば自分の体にとってプラスにはならない治療法にその場しのぎで頼るよりは、もう少し視野を広げて東洋医学の力を使ってみませんか?当院の治療方針では体内の様々な臓器や組織が密接に関連、お互いに影響を及ぼし合って存在していると考えるため、潰瘍が出来ているのは胃だとしても、胃の働きや潰瘍が出来ている組織だけを診るのではなく、それ以外の臓器も関連させて治療していきます。
体内に肝・心・脾・肺・腎の五臓が存在していると考え、「肝(かん)」がストレスと最も深く関わり、胃などの消化器官の働きがスムーズに行われるよう補助する役目も担うとしています。
現代医学の肝臓と少し認識が違うため、ピンと来ないかもしれませんが、ストレスが溜まると食欲が無くなったり、逆に過食になったりという実体験はお持ちの方も多いのではないでしょうか。肝と消化器の密接な関連性を無視して胃潰瘍の治療は行えません。肝の機能を高めながら胃も同時に強くしていく、これが絶対必要です。
また当院の鍼灸治療には全く痛みがありませんしお灸も温かくて気持ちいいものしか使いませんので、治療の最中からストレスが軽減されて、胃や体が楽になっていくのを感じるはずです。
細分化された現代医学に慣れた皆様にとっては、全体を診る医療の必要性があまり感じられないかもしれませんが、人の体は機械のように無機質な集合体ではありません。機械の部品かのごとく胃ばかりを修理(治療)しても、決して根治治療に至らないという今の現実を認識してください。全体を診る医療の方が人の体にとって理にかなっている場合も多く見られるのです。
ご飯を食べると胃がキリキリ痛み、数日たっても治らないので病院へ行きました。胃カメラを飲み、結果胃潰瘍と診断を受け薬を服用することに。少しはマシになったが食べ過ぎたりすると胃痛がおこりました。
ホームページでまえだ鍼灸院を知り来院しました。薬で胃の中の菌を抑えるだけでなく胃腸の免疫を上げないと症状が取れないといわれ、治療を受ける事に。2~3回の治療で胃痛は出なくなったがしっかり免疫を上げておかないと再発しやすいとのこと。現在3カ月ほど経ちますが痛みはほとんどなくなりました!!
Mail(全院共通)
web@maedashinkyuuin.com