五十肩(肩関節周囲炎-けんかんせつしゅういえん)の治療において他院と圧倒的に当院の治療が違うのは効果に即効性があり、効果の長期継続、または根治治療ができる事です。多くの治療法は現代医学であれ整体などの民間療法であれ、五十肩の治療となると、肩だけを切り取ったような診断・治療方針を取りますが、それは大きな間違いです。
今の医療に慣れ親しんだ現代人にとっては、体の各部分をバラバラに診る医療が当たり前の感性になっていますが、五十肩は中高年から急に増える原因がはっきりしないような肩関節の痛みと運動障害です。
加齢や長年の疲労、血行不良やストレスなど複雑に絡み合って体に最終的に出た反応が五十肩です。そんな状態で肩だけを手術や注射、運動療法や固定させるなど短絡的な治療をしても功を奏しません。当院の鍼灸治療の理念は、様々な臓器や組織が互いに連携、影響を及ぼし合いながら存在し、体内には臓器だけでなく気・血・水という物質が存在していると捉えています。「気」は体内の生命エネルギー全体とお考え頂ければ良いのですが、年齢とともに気(エネルギー全体)の力が不足していきます。それに伴い血行不良が起こり肩の筋肉をはじめ様々な組織に栄養を送ることが出来なくなり、冷えや寒さ、湿度などの気象条件、長年の使い過ぎによっての筋肉疲労などが伴って五十肩の反応と捉えます。
また鍼灸治療(東洋医学)の代表的な考えとして五十肩は「肝鬱(かんうつ)」を伴うということもあり、なかなか他院の肩だけを治療していく方法では効果が見られないと思われます。現代的に判りやすく言うとストレスを引き金として様々な症状を併発している状態なのですが、肝鬱を伴うと五十肩に限らず様々な疾患に対して治療効果を妨げてしまいます。ストレス性の反応ですので、仕事の状況によって症状が変化する、季節の変わり目や雨が降っているなど気象条件によっても左右される、日によっても痛みの具合が違うなどとても繊細な体の反応となりますので多くの臨床経験を必要とします。
当院の治療は肩の治療を行うのはもちろんのこと、東洋医学(鍼灸)の3000年にも及ぶ膨大な臨床データーを踏まえながら肝鬱を取り除き、驚くほど少ない回数で治療実績を上げます。全く上がらなかった肩がほんの数回で運動領域の制限がなく、動かせるようになるのは当院では珍しくありません。また、東洋医学だけでの診断や治療が不安な方には、当院の代表者が鍼灸師の国家資格だけでなく診療放射線技師の国家資格も有しますので、現代医学の見地からのアドバイスも行えます。こういった安心感も他院と大きく違うと思われます。またご自身で五十肩だと自己診断してしまい、民間療法で安易に治療をするということを行っていると、実際にはリウマチであったとか、肺の腫瘍が原因であったり、心筋梗塞が原因による痛みであったりなどの例もありますから、本当に安心できる医療機関に行かなければなりません。当院は五十肩(肩関節周囲炎)だけでなく、難病治療も行っていますからそういった意味でも必ず皆様のお役に立てると思います。
右側の肩から二の腕にかけて違和感を覚えることがあり、夜中に痛くて目が覚めることもしばしばありました。腕を挙げる動作でも激痛があったのもあり、病院では五十肩と診断を受け、痛み止めの注射を打ってもらいました。その日は大丈夫だったのですが、次の日の夜また激痛で目が覚めました。病院にも何度か行きましたがイタチごっこのような状態に嫌気がさしたのでこちらで鍼治療を受けることにしました。治療中何回か腕を挙げる動作を指示されたのですが、徐々に動かしやすくなっていました。毎回行く度に腕が挙がりやすくなっていき、治っていってる実感をしました。痛い注射よりも何倍も楽になるし、持続することに本当に驚いています。
肩こりだと思い自分でマッサージをしていましたが、どんどん右肩が痛くなり、腕を上げたり背中に手をまわすことが出来なくなりました。病院での診断は五十肩でした。肩が動かないってとても大変で服が着れない、上の物が取れない、顔を洗う動作や背中を洗う動作が出来ないなど本当に辛かったです。なんとか治りたい一心でまえだ鍼灸院を見つけて受診しました。鍼って注射みたいなイメージでしたが、ほとんど痛くなく、治療を受ける分だけ肩の痛みが取れていき、動きもスムーズになりました。こんなに即効性があるとは知りませんでした!!
そもそも、これらの治療で治癒させることは不可能に近いです。あくまでも症状を一時的に止めるだけのこととお考え頂いた方がいいでしょう。当然ながら根治治療ではありません。前述したように様々な原因が絡み合ったトータルとして五十肩になっていますから、肩だけに施術をして根本治療というのは難しいでしょう。また薬や注射はあくまで体にとっては異物です。長期的に使ってしまうと必ず副作用を伴います。
肌が弱ければテーピングやサポーターは不快感があるでしょうし、女性の方には見た目が好ましくないのでお使いになられることをお勧めできませんよね。また肩の炎症と安易に考える方もいますが、実際には腱板断裂(けんばんだんれつ)や石灰沈着性腱炎(せっかいちんちゃくせいけんえん)などである場合もあり、素人判断では危険が伴う場合もありますから、注意が必要です。
中高年に起こりうる肩の炎症を五十肩と一般的に言いますが、原因は様々で反応の出方も様々です。また前述したようにいわゆる五十肩とは区別されるべき疾患である場合もある中で、安易に温める、又は冷やす、いずれにせよ正確な疾患名や、体質・状態を見極めずに画一化された治療を行うのはとても危険なことです。当院でも同じ五十肩でも熱を持っている場合、逆にとても冷えた体の状態など色々な肩の状態を診ています。大切な体ですから正しい治療を受けて頂きたいものです。
数か月以上に治療期間が及ぶケースが多いので、多忙を極める現代人や一日でも早く趣味のスポーツを楽しめる体に戻りたいなど、即効性を求める方には非常に不向きな治療法です。
五十肩は長年培ってきてしまったマイナス要因が反応したものです。また今までの体質や筋肉の衰えなどを一切考慮せず、部品だけを修理するかのような手術で本当にすべてが解決されるのでしょうか?
五十肩は肩だけの問題に(疾患に)留まりません。当院は長期的にトータルで治療をしたい方、肩を出来るだけ短期間で動かせるようになりたい方、一番気になるのは肩だけれどもそれだけでは無く体にも何かしらの疾患や不安感がある方、どのような方が来られてもすべて対処可能です。
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