五十肩・肩関節周囲炎 【大阪府箕面市 女性 53歳】
お悩みの症状
違和感を感じたのは2年前のことです。
最初は洗濯物を干すときに右肩を上げると痛みが出る程度でした。
放っておいたら治るだろうと思っていたら、徐々に何気ない動きでも痛みが出てくるようになりました。
そんな状態が数カ月続いた後、夜中に痛みで飛び起きました。
痛みで起きるなんて初めての経験でした。
その時やっと「五十肩じゃないかな」と思い、痛み止めを服用し、翌朝まで耐えて整形外科に行きました。
そのころにはもう右肩は満足に動かすことが出来ない状態でした。
整形の先生には案の定「五十肩ですね」と言われてしまいました。
治療はというと、痛み止めの処方と神経ブロック注射をしてもらいましたが、痛みは全く変わりませんでした。
どうにも辛くて困っていたところ、息子に紹介を受けこちらの鍼灸院へ治療に来ました。
治療方法
1.カウンセリング・検査
2.脈診、舌診、腹診で体の状態の把握・症状と照らし合わせる。
3.ハリの説明を治療前に行う
4.上向きで手足に数本ハリを打つ
5.抜いてうつ伏せになり、首や肩に数本ハリを打つ
当院での治療後の患者様の感想
ハリは初めてだったのでとても怖かったのですが、心配していることは全て治療前に説明してくださったので安心できました。
刺さるときの痛みはいつ刺さったのかわからないほどで、なんだか力が抜けてリラックスできました。
眠っているうちに治療は終わり、右肩を動かしてみると、痛みはありますが動かせる範囲は明らかに増えていました。
まずは一週間に一回とのことだったので、しっかりその通りに通うと、回数を重ねるほどに楽になっているのがわかりました。
まず嬉しかったのは、夜中の痛みが2回目の治療後、ほとんど気にならなくなったことです。
久々に夜ぐっすり眠ることが出来ました。
7回目には日常生活での痛みはあまり意識しなくなり、腕を上にあげた時や、後ろに手をまわしたときの痛みがしつこく残っている状態でした。
痛みがなくなっても、治療しないと動く範囲が狭くなったままになると、前田先生にも整形の先生にも言われていたので、それからも毎週通い続けました。
治療開始から5カ月ほどで、もともとの肩の動きとほとんど同じくらい動かせるようになりました。
整形の先生が「すごい回復力だね。ふつうここまで治るのに、めちゃくちゃリハビリ頑張って、それでも1年以上かかるよ。」と驚いていました。
周囲の五十肩経験者にも驚かれています。
もし周りに痛みがある人がいたら、迷わずここを紹介するつもりです。