「変形性膝関節症」による膝の痛みが鍼灸施術にて改善した例【大阪府 70代 女性】
お悩みの症状
今回の患者さんは、1年ほど前からの膝の痛みで悩まれている方です。毎月何度か登山もされていたほど元気な方で、膝の痛みのせいで趣味の登山もできなくなっているとのこと。
病院では、最初は「鵞足炎(がそくえん)」と診断を受け、膝の内側にある筋肉の腱が炎症を起こすため痛みが出ているとのことでした。
しかし、痛みが悪化するためレントゲンを撮ると、「変形性膝関節症」の診断で、しかも重度のものであると言われたようです。
手術をしないとこれ以上は良くならない、ただ手術をすると登山など膝への負荷が強いものはできなくなると言われ、何とか別の方法が無いか探していると、鍼灸施術にたどり着き当院へご来院されました。
治療方法
1.カウンセリング・検査
2.脈診、舌診、腹診で体の状態の把握・症状と照らし合わせる。
3.ハリの説明を治療前に行う
4.上向きで手足と頭に数本ハリを打つ
5.抜いてうつ伏せになり、背中にハリを打つ
当院での治療後の患者様の感想
初回に来院された時、歩くのも痛みをかばっているのがよく分かるほどでした。当院の総院長は元々レントゲン技師であったため、本人にレントゲン写真も持ってきていただき、どこを特に痛めているのか判断することができました。
稀に、画像上の診断と、患者さんが訴えている痛みの場所が違う場合もあります。 これは、本来ある症状を過剰にかばってしまい、別のところを二次的に痛める場合です。 その場合は、二次的に痛めているところをいくら施術をしても、原因になっている場所の痛みを根本的に取り除いていかないと効果は得られません。今回の方は、症状と画像上の損傷部位が同じであったため、しっかりと施術を続けることで順調に改善していきました。
2カ月が経過するころには、歩くことや、階段を下りたり上ったりする動作でも、痛みは感じないとのことでした。 患者さん本人も、病院では手術しか無いと言われ落ち込んでいたので、改善してとても喜んでらっしゃいました!
今は登山を目標に、筋力をつける施術も並行して症状がより改善するよう、通院されています。