心斎橋本院
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- 06-6541-2422
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- 10:00~19:00(日曜 10:00~18:00)
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- 毎週月曜日、火曜日
不眠(睡眠障害)は、一般的に皆様に浸透した言葉で説明するならば、体にストレスがかかる、もしくは何かしら体内に不具合が生じている結果、自律神経のバランスを乱し起こるものです。ただ自律神経の問題となるとなかなか現代医学に良い治療法が存在せず、必ず副作用がつきまとう投薬治療を行うくらいしかない残念な現状があります。不眠(睡眠障害)のように自律神経が関わる分野に関しては、現代医学より明らかに東洋医学(鍼灸)の方に分(ぶ)があります。
鍼灸治療においては技術の格差が治療院の間で大きいというマイナス要素はありますが、当院のようにきちんと東洋医学(鍼灸)の理念を理解し適切な治療を行えたなら、不眠(睡眠障害)の治療は決して厄介でも何でもないものです。鍼灸の世界は現代医学の認識と異なる部分があり、内臓と感情を併せた状態で人の体を診る医療ですから、ストレスの要素が強い不眠(睡眠障害)にはとても効果的となるわけです。なかなか感情と内臓を現代人がつなげて考えるのは難しいのかもしれないのですが、イライラする、何か思い悩むことがある、次の日に嫌な予定が入っているなど、精神的な要因が絡んで睡眠状態を妨げる経験をお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
それをもっと細かく診た医療が東洋医学(鍼灸)です。怒・喜・思・憂・恐・驚・悲という七情(しちじょう)の感情の乱れが体内環境の働きをも乱すことがあるとしており、内臓機能を高めるハリ治療をしながら、感情のコントロールを行う治療も必要だと説いています。不眠(睡眠障害)に関わる感情は憂・怒・思・悲の4つで、それら感情を総まとめして管理しているのが「心(しん)」であるとしています。 もちろん皆様がイメージする通りポンプの役目で血液を全身に送る心臓としても捉えられているのですが、東洋医学(鍼灸)の世界では心臓としての働きに加えて心(しん)が感情を司る臓器であるとされています。意識と精神活動を受け持つ大脳と心臓を併せたようなイメージで捉えて頂ければ良いかと思いますが、感情を司りながら更に他の臓器の監督的な役目も担うと位置づけています。
特に関連が深いのが「肝(かん)」といわれる臓器です。これも現代医学の肝臓としての役目だけでなく、体全体的な新陳代謝に関わり、体内の気(き)と血(けつ)の調整を行う臓器だとしています。気なんて言うと現代医学にその認識がありませんから、その時点で鍼灸を民間療法的だと思われる方もいらっしゃるのですが、やる気や元気など生命エネルギーそのものと捉えて頂ければ良いです。目には見えなくともそのような力がある人とそうでない人のメンタル面や肉体面の差は何となく感じたことのある人は多いのではないでしょうか。
血も若干認識が違いホルモンも含めた状態で血としていますから、肝の機能が低下すると心地いい睡眠に必要なホルモンの分泌が上手くいかなくなり、長期化することによって不眠へとつながります。すなわち、乱れた心(しん)と肝(かん)の働きを正常に整える上で必要なツボを選び出し、鍼灸治療を施した状態で、ストレスを軽減させココロのケアを行う鍼灸治療を組み合わせることによって治療を進めていきます。なかなかそのように内臓とココロを絡めた状態で治療できる医療は他に存在しません。
「不眠」という症状だけが治療を受けに来てくれるのであれば、画一化された投薬治療や生活習慣指導で改善されるかもしれませんが、人が様々な環境にさらされ、様々な感情を持ちながら生活して何かしらの不具合を起こし、不眠の症状に陥っています。治療には「人を診る医療」が必要となるはずです。日本は鍼灸治療を民間療法の領域を出ない医療かのごとく扱う体制がありますが、アメリカやヨーロッパなどではむしろ医療現場で積極的に鍼灸治療を取りいれる動きがあるくらいで、WHO(世界保健機構)によると鍼灸治療が効果的な疾患として43もの疾患名が発表されています。
治療自体も当院の鍼灸は全く痛みがなく、それどころか心地よくて治療中にぐっすりお休みになられる方が殆どなほどです。あなたも快適な睡眠を取り戻してみませんか。それに必要なのは薬ではなく、当院のようなココロと体のケアのはずです。どうか一度本当に体に必要な治療を受けてみてください。
初めは夜中に1、2回目が覚める程度でしたが最近眠れない日々が出てきて、眠りも浅く夜中に3回ぐらいは起きてしまいます。寝れないまま朝になるので当然疲れも取れず、病院で、睡眠安定剤をもらいなんとか寝てる状態でした。しかしとても辛いことがあり、それを機に全く薬が効かなくなりました。でも身体の疲れは溜まる一方で本当にしんどかったです。なんとかしたい思いでまえだ鍼灸院に来院しました。
自律神経が乱れ、いつも気をはってる状態なので眠たくなるホルモンが出にくいとのこと。ハリがとても気持ち良く治療中に寝てたことを今でもハッキリ覚えています。ここなら良くなるかもと思い、現在も通院中ですが月に1、2回寝れない日もありますが昔よりも深く眠れるようになりました。